あしたの医療デザイン
制作室のブログTOMORROW'S MEDICAL DESIGN
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地域に根ざすデザインを語る――九州交流会’25に登壇して

2025.07.17 / 医療機関のブランディング

先日、7月11日に開催された「九州交流会’25 supported by iDID」に弊社梶原が登壇の機会をいただきました。
このイベントは、九州エリアで活躍するクリエイターや制作会社が一堂に会し、作品や考えを共有し合う場。どのセッションも熱量が高く、学びと刺激にあふれた1日でした。

特に印象的だったのは、SHIFTBRAINさんやBees & Honeyさんによる「組織としてどう“問い”を立て、どうデザインと向き合うか」という話。単なる手段としてのデザインではなく、思考と対話のプロセスとして捉える姿勢に共感し、自分の足元を見つめ直す良いきっかけになりました。

そんな中、私は【九州のデザインエージェンシー・制作会社「九州エリアの制作のウラガワ」】というセッションにて、福岡・佐賀・熊本の制作会社の方々と登壇しました。

トークでは、自社の紹介や制作実績に加え、地方だからこそ直面する課題――予算や情報格差、クライアントとの心理的距離感など――について、どうデザインで向き合っているかを共有しました。
登壇者同士の視点には違いもありながら、「限られた条件の中で、いかに創意工夫をするか」という共通意識が感じられ、リアルで前向きな対話が生まれたように思います。

イベント後の懇親会では、地域を越えたつながりもたくさん生まれ、これからのコラボレーションや発信に向けたヒントも得ることができました。

主催のiDIDの皆さま、そして参加者の皆さま、本当にありがとうございました。
“地方発”だからこそできるデザインを、これからも探求していきたいと思います。