あしたの医療デザイン
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医療機関ホームページの写真撮影時の注意点

2023.06.08 / 医療機関のホームページ

これは医療機関ホームページの制作時だけではないかもしれませんが、特にこの業種に多いので書いていきたいと思います。

 

医療機関ホームページを数多く作ってきた経験上、この業種に多く見られる写真撮影時の注意点があります。

全ての医療機関に当てはまるわけではないですが、経験上多かった、という注意点です。

 

 

①スタッフの顔出しNG

看護師さんをはじめ、スタッフの顔出しNGな場合が多いです。

理由は辞めてしまったあとに、差し替えるのが面倒、個人情報の観点からスタッフさん側が顔を出したくないなど。

もちろん顔を出したほうが写真のイメージとしては断然良いのですが、顔出しNGな人をなんだかんだと言いくるめて撮影しても仕方ありませんし、後でやっぱり差し替えてほしいなどの問題になります。

この場合、弊社では「個人が判別できない程度のアングルでの撮影」を行っています。

個人が特定できない写真とは具体的に、鼻から下しか写さない、後ろ姿などです。

目元などは個人を特定しやすいので、そこを避ければ大体の場合は大丈夫です。

 

 

②施設が古いので写真映えしない

新築や改装直後の医療機関は全く問題がないのですが、全てがそうではありません。

施設が古い場合も多々あります。

お客様側もそれを理解されていて「写真を撮っても見栄えしないのでは?」と思っていることが多いです。

確かに新築などに比べると見劣りしてしまうのは仕方がないのですが、その場合は

①人にフォーカスした写真で背景をぼかす

②施設内写真でも物や掲示物を整える

③外観などは天気の良い日に撮影する

上記を行うことで、良い印象の写真を撮ることは可能です。

 

 

③診察中風景を撮影する際に患者さんを写せない

これはほぼ全ての医療機関に当てはまりますが、基本的に患者さんを撮影することはNGです。

許可をいただけることもありますが、後でトラブルに可能性もあるのでおすすめしていません。

この場合は

①スタッフに私服に着替えてもらい患者さん役をしていただく

②弊社スタッフが患者さん役をする

③子どもやお年寄りが適役の場合はご家族にご協力いただく

上記3パターンで対応しています。

この場合も基本的に患者さん役は後ろ姿などで個人が判別できない写真になります。

 

 

医療機関の写真撮影だけに当てはまるというわけではないですが、経験上多かった注意点になります。

写真撮影も細心の注意をはらい、クオリティにこだわって行いますので、お気軽にご相談ください。